トップカイザーサウンドオーディオクリニックの旅気が付いた時にはこれだけのめり込んでいた

気が付いた時にはこれだけのめり込んでいた



 訪問先でのスピーカーですが、それにしてもB&Wが多いですねぇ。ご縁が生まれるのも、元はといえばB&W専用インシュレーターRK-BWとフェーズプラグRK-PPを製品として持っているのが大きな理由なんでしょうけれども。

 今日の京都のK.Fさんも801です。ついさきほどまで、大阪でB&W802をセッティングしていたものですから、なおの事そう感じたのです。夕方頃にはお伺い出来るつもりでいたのですが、着いた時には夜の10時でした。

 部屋に案内されるとビックリ!、オーディオ友達が二人いらっしゃいました。私達二人が来るのを楽しみに待っていて下さったのです。明日がお休みだという事もあって、遅いのは構いませんと言って下さっていたのでついつい仕事が丁寧になり大阪でのセッティングは9時間も費やしました。やはり一日に2件は無理が有りますね。


 息子はK.Fさんとチョコチョコと話したかと思うと、

 俄然やる気で、ラックにある機材の総入れ替えをすると

 言い出したのです。

 「また、どうして?」と聞くと。

 ラックの棚板が偶然にも全部前後が反対だというのです。

 見るに見かねての事だったのでしょう。

 
 すなわち、「最悪」から「最高」に変わるわけですから、

 お客さんにとっては彼の提案は願っても無い話です。
 
 また、お伺い出来る機会は二度とないかもしれないから思い切って出来た事でもあるのでしょう。

 それにしてもぐったりの私はしばらく放心状態で、

 ソファーに腰を掛けたまま何一つ動けずです。


 皆さんさすがに手馴れたものであっという間に完了しました。

 何せその道のベテランが5人ですから。

 音が見違えるほど良くなったのは言うまでもありません。


 既にP0用のインシュレーターとフェーズプラグを買ってくださっているので、ローゼンクランツ製品の良さは充分に理解してくれています。ですからこちらから案内するまでもなく、次にはサウンドステーションとスピーカー用のインシュレーターを購入予定と公言されました。

 写真の通り持っている機材は超一流ばかり。

 特にケーブルには半端ではない金が掛かっています。


 訪問した先々で置いてきたりしたものですから、車の中にはもう試聴して貰える物といったら「ナイアガラ」とACケーブルぐらいしか残っていません。特に「ナイアガラ」については滅多な事では見る機会がありませんので、拝んで貰うだけでも価値があろうというものです。

 皆さんに、手に取って持ってもらいます。

 『うわ〜、何じゃこの重さは!、持って見て、持って見て』。

 『なるほど、ほんとに凄い!、これは!』。

 ずっしりと来る手応えには、どなたも度肝を抜かれるのです。

 もちろん音にも驚かれましたよ。

 次なる目指す音が、K.Fさんに見えた瞬間だったみたいです。


 そんな和やかな雰囲気の中で時間はあっという間に過ぎ、失礼する時には3時でした。

 もうホテルもとれませんので、多賀S.Aまで走り、そこにある風呂に入って仮眠所で昼前までぐっすり。


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